2009年07月23日

OECD「日本における農政改革の評価」


さて・・・。ちょっと前ですが、OECDが「日本における農政改革の評価」を公表しました。
http://www.oecdtokyo.org/theme/agri/2009/20090519agrijapan.html

「食料安全保障は日本によって重要な政策目的である。 このレポートでは、近年の食料安全保障リスクは不十分な生産よりもむしろ高価格により関係していることを再確認している。食料安全保障は、競争力があり効率的な農業構造を確立すること及び農産物市場における開かれた貿易により最も改善される。」

といったあたり、当然と考えますが、

「高価格」→「生産調整」→「米価の高止まり」(とはいえ、徐々に安くはなってきていますが)
というあたりは、いろいろ既得権がからむのでしょう。


ちなみに、部分的に翻訳したレポートもありました。
http://www.oecdtokyo2.org/pdf/theme_pdf/agriculture_pdf/20090519agrijapan.pdf

農地につき、
「特に、将来における農地の転用の可能性を完全に排除しない転用規制を行っていることは、農地市場に対する政策リスクを生み、転用期待を生むだけでなく、投資を遅らせたり、農地の賃借を阻害するといった影響を持ちうる。」

といったあたりも、至極もっともです。

まじめに農業につき新規参入したい、あるいは規模拡大したい人々にとり、
農地を取得できないというのは、生産装置がないわけですから、
障壁の最たるものの一つでしょう。


とりいそぎ。

それにしても、こういうレポートを日本で書籍出版しないかな?

posted by LLP‐SMP at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。